diary
材木屋さんに半丸太の状態で置いてあったクラロウォールナットを衝動買いしてしまった。
ちなみにクラロウォールナットとは、立木のウォールナットを根元より少し上で切って、そこに接ぎ木をし、年月を経て面白い木目になったものをクラロウォールナットといいます。
半丸太状態だったのである程度木目はみえたのですが、どうなっているかは挽いてみないと分からない。山を張るわけです。結果が写真です。板のすべてにこのような木目が出たわけではなく、いい部分を映しました。まだ生木なので使えるまでに5年は置いておきたいですね。で、最近は工房に行くといつもこれをなでています。割れはどうかなとか、乾燥で表面は凸凹してないかなとか。で、ふと思ったのが、工房は北向きで冬はむちゃくちゃ寒くて、作業効率の視点から見ると南向きがいいなぁと思ってましたが、生木を乾燥させるにはもってこいの環境かもしれません。外の材木を置く場所は工房の建屋で一日中日陰で冷たい北風が吹いているので、この時期はじっくり乾燥が進む。・・・木にとっていい工房・・・と思ってかじかむ手を温めながら作業に励みます。
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