diary

桜の丸太

2011/10/13
桜の丸太

昨日は、愛知県の江南市まで丸太を引取に行ってました。

お客様のご自宅の建て替えに合わせて庭にあった樹を切る事になり、思い入れもあるのでそれを使いたいとのご要望でした。

 

ユニック付きの2t車で伺い1時間弱で積み終わった。ずいぶん重そうだとは感じていたけど、さて行こうかなと車を出口に向かって走らせると、道路と敷地の境目の段差が登れない・・・。更地にした時にやわらかい土を入れてあったのもあって境目のところで前輪が埋まってしまったのだ。違うところから出ようと車を切り返すと車が動かなくなってしまった。スタックです。焦った僕ではあるけど、どこかで最終的には『JAF』やなと思っていた。やる事はやったが出ないのでJAFへ電話。すると『総重量3000kgを1kgでも超えると対処できません』と。自分の車は3500kg。広い更地の中心で頭真っ白に。やばい。で、今度は必死にいろいろ試した。まず載せた丸太をすべておろした。それでも出ないので、脚(アウトリガー)で前輪を浮かせて、下に板木をかってやっと出た。出たところで相方と満面の笑みでハイタッチ、一時間ばかりの四苦八苦、しかし出たところで達成感が半端じゃなかった。とんだ自作自演。結局2回に分けて運ぶ事に。情けない話ですがいい経験でした。

 

製材が楽しみな反面、製材してみないと家具として使える用材かどうかは分かりません。例えば中に腐りが入っていたり。しかし、作るものはまだ決まっていませんが、庭にあった桜がどのように生まれ変わるのか楽しみです。乾燥も入れると2年後くらいに製品になるのが最短でしょうか。ゆっくりやっていきましょう。


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